恋人の携帯やスマホを盗み見しようとしている人はいないでしょうか?
見たい要因としては「興味本位」「浮気、不倫」「嘘をついていないか」など色々な要因がありますが、なかでも「浮気、不倫」が気になるという方が多いと思います。
しかし、勝手に恋人の携帯を見るという行為は、決して良いものではありません!
実際どれだけの人がみたことあるの?
男性は18.3%、女性は30.0%の方が見たことがあるという結果があります。
この数字を多いとみるか少ないとみるかは微妙なラインですが女性の3割はみたことがあると考えると比較的多いのではないでしょうか?
ちなみにメールの履歴が一番見られる場所らしいですよ。
これからメリット、デメリットをご紹介しますが、踏みとどまるなり、思い切ってみるなりの参考にしてください。
携帯を見ることによるメリット
浮気の証拠を掴める
携帯スマホを見ることによって一番のメリットは自分の目で浮気を確かめれることです。
Line、メール、電話履歴、チャットアプリ、SNS、写真、動画など挙げきれないレベルで携帯には情報が詰まってます!
浮気をしているならよっぽど用心深い場合を除けば、浮気の確信を得られることでしょう。
白黒はっきりさせたい場合や、浮気の証拠を掴んで慰謝料をなんて方におすすめします。
携帯を見るデメリットとリスク
関係の悪化
まず一つ目のデメリットはこれでしょう。
浮気が発覚することで悪化する場合もありますが、ただ携帯を見たというだけで信頼感が失われ、しかも浮気していないなんてことになれば最悪です。
携帯を見られたというのは、通知が画面に表示されていないとか、既読つけたつもりないのに既読ついてしまっているなど、意外と簡単にわかってしまうものです。
浮気がほぼ明確だと判断したときの答え合わせとして別れるの覚悟で見るくらいでないと、見ない方が先決でしょう。
プライバシーの権利に反する
プライバシーとは、他人に知られたくないような内容の情報のことを言います。
憲法13条として認められる、人権の1つであり、これは個人の尊重・生命・自由・幸福追求の権利として保障されると解されています。
たとえ夫婦やパートナー間であっても個人としてのプライバシーは守られるべきなのです。
要するに、携帯を見るという行為は、相手のプライバシー情報を見るということになりますので、プライバシーの侵害になります。
刑法では、携帯の盗み見については明記されていなく(手紙の封を勝手に開けるのはアウト)罪に問われる可能性は低いです。
民法では、民法の規定により、プライバシーの侵害による損害に対して、被害者は損害賠償請求を起こすことが可能。要するに被害者次第では罪に問われるということです。
不正アクセス禁止法
アカウントやパスワードが必要なサービス、主にSNS(Twitter、Facebookなど)を見たとなった時には、不正アクセス禁止法にあたる可能性があります。
不正アクセス禁止法はれきっとした犯罪です。罪に問われます。
「何人も、不正アクセス行為をしてはならない。これに違反した者は、3年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処せられる。」と刑法に記載あります。
リスクが一番大きい要因になりますので、くれぐれも気をつけましょう。
最後に
メリットに比べてデメリットが多いということが、お判り頂けたでしょうか。
ちなみに結婚や、婚約しているといった状態でない限り、パートナーの浮気は法律的には罪に問うことはできません!
要するに交際相手が浮気をしている場合でもプライバシーの侵害と言われたら携帯を見たあなただけが罪に問われます!
恋愛トラブルにつながりますので、浮気調査は探偵に頼むなりするのがおすすめですね。